photoshop、一度触ったことあるけど結局難しそうだから途中でやめてしまった、、
最初はやる気だったのに、覚えることが多すぎて混乱してしまう、、
こんばんは。フォトピザです。
photoshopって難しいですよね。ええ、気持ちは分かります。
僕も最初はちんぷんかんぷんでした。何度も嫌いになりかけました。
でもなんとか続けていけたおかげで、今は昔からの夢であったwebデザイナーとして働くことができています。
「photoshop立ち上げたはいいけど、何から始めて良いかわからず手が止まってしまう」
「一回挫折しちゃったけど本当に上達するの?」
「独学でも続けられるの?」
こういった疑問にお答えしていきます。
まず結論から言ってしまうと、初心者でもアウトプットの「やり方」さえ間違えなければ問題なく独学で挫折せずに続けていくことができます。
断然、プログラミングなんかよりも簡単です。
これからデザイナーを目指す人・仕事の延長で使う人に共通して言える内容になっています。
photoshopをwebデザインで10年程扱っている筆者の観点から解説していきますね。
それではどうぞ。
photoshopの独学が難しくて挫折してしまっても、実は問題なし
安心して欲しいんですけど、あなたが触っているのは高価なプロ向けのソフトです。
世界で名だたる一流のクリエイターもphotoshopを使い、それでごはんを食べています。多種多様なクリエイターに求められる膨大な機能を備えている、それがphotoshopです。なので、分からなくて当然だったんですね。
分からないことがあった時、あなたはきっと勉強しようと思うでしょう。
それでも、このブログを読んでいる方は勉強こそしようと思ったものの、続かない・挫折してしまった方が多いと思います。
でも安心してください。
このブログを読み進めれば、きっと何故出来ないかが分かってくると思います。
最初に例を出しますね。
あなたが海外へ旅行に行って、現地の人といきなりスムーズなコミュニケーションがとれるでしょうか?きっと難しいと思います。
じゃあ、海外旅行へ行く前に現地の言葉を本かなんかで勉強すればいいじゃん!
あなたはそう思うかもしれません。
でも、いきなり他国の言語をマスターしようとしても、つまずいてしまうことも多いと思います。
photoshopも同じです。
いきなり本を開いても、独学でスムーズに学習を続けることは難しいのではないでしょうか。
では、一体独学は何故続かないのでしょう?
ざっくり分けると以下の2つになると思います。
- check_circle専門用語が多すぎる
- check_circle独学はインプットばかりになりがち
以下から、この2つについて説明していきますね。
特に、独学はインプットばかりになりがちここについてちょっとだけ掘り下げます。
【挫折ポイント:①】photoshopの独学は、専門用語が多すぎて難しい
まず、これですね。
ここでやめちゃう人、多いんじゃないでしょうか。
意気揚々と本を開いてまず1ページ目
レイヤーマスク?トーンカーブ?そもそもRGBとは?CMYKとは、、
頭痛がしてきますよね。
早くカッコいい作品を作りたいのに授業かよ?って思うような内容ばかりが並びます。
それらは間違いなく重要な内容であり、基礎があってこそなのは頭では分かっていても、正直つまらないんですよね。
気持ちとっても分かります。
読んでも意味が分からないからググってちょっとだけ分かった気になり、また本に戻る、、
それを繰り返していくと集中力がゴリゴリ削られていきます。
いつしか頭の中で 難しい > 楽しい になっちゃうんですよね。
なので最初の小難しい用語の解説みたいなものは、全部飛ばしてokです。
実際現役のデザイナーである僕も、時折基本的な内容をググりながら仕事しています笑
ぶっちゃけ、そんなもんです。
なので、冒頭に書いてある呪文集みたいなものは見なかったことにして先に進みましょう。
【挫折ポイント:②】photoshopの独学はインプットばかりになりがち
2つ目はこれですね。
入門書・デザインのパターンの本とかでよくあるやつ
この3ステップで画像をイラスト風に!とか
キラキラしたブラシの作り方!とか
やっていてとても楽しいと思います。
僕もとっても楽しくて、入門書を何冊もやりました。
でも、いざ実戦で覚えた数々のテクニックを使ってやろうと思っても、できないんです。
手が止まってしまうんです。それはなぜでしょう?
実践的なスキルが身についていない
答えはこれですね。
実践的なスキルが身についていないためです。
インプットって正直、楽だと思います。
だって入門書の手順通りにやれば見本通りの作品が作れるから。
楽しいし、つい満足しちゃいがちです。
でも、いざ実際の仕事や友人の依頼等でphotoshopを使う場面が出てきたって場合、
「髪の毛だけちょっと明るくして」とか
「コロッケの隣についているキャベツをもっと美味しそうにみせて」とか
「肌の血色が悪く見えるからもっと健康的に見せたい」とか
こんな感じで、相手のオーダーがあってそこで初めてphotoshopを使う場面が出てきます。
つまり、実際に仕事が振られるまでどんな作業が発生するか分からないんです。
その時、自分の持ち武器がキラキラしたブラシを上手に作れる、、しかなかったらどうでしょう。
その仕事を相手が満足するレベルでこなすのが難しいことは容易に想像つきますよね。
【結論】photoshopの独学を難しく感じないようにするには、楽しみながらアウトプットすることが重要です
一回挫折しちゃった方でも、手が止まってしまう方でも、質の高いアウトプットさえできれば上達もするし、継続して学んでいくことができます。
これって、挫折してるのにアウトプットって飛躍しすぎじゃね?
って思いませんか?
でも全くそんなことなくて、むしろ王道のコースなんです。
例えばプログラミングでも、実際に本を開いて真面目に勉強していくより、作りたいもの(ゴール)が最初にあって、実際に作っていく中で分からない知識をポイントポイントで習得していく方が上達が早いと言われています。
photoshopも同じです。
挫折・飽きる、などの現象はゴールが設定されていないから起きるのです。
では、どんなゴールを設定すれば良いのか?
それは人によって違うので、以下に簡単にまとめます。
アウトプットの方法
- check_circleこれからデザイナーを目指す人↓
webサイト・バナー等の模写 - check_circle仕事の延長でphotoshopを使う人↓
フリーの画像素材を拾ってきて、実際にレタッチ
とりあえずここら辺からが鉄板です。
この方法の何が良いかって、本で学んだ内容が複数出てくること。
バナーを作る時って、例えば人物・食べ物を切り抜いて色調補正したり、下地にパターンを敷いたり、どの色を使えば目立つ / 目立たないなど様々な知識が必要です。
意外とバナー作るのがつまらないって人多いんですが、上で書いたように様々なメリットがあります。なので練習しておいて損はありません。
素材も全部自分でとってきます。
無料の素材サイトなんかで拾ってくるといいです。
僕のオススメはここのサイトですね。
O-DAN (オーダン)- 無料写真素材・フリーフォト検索
もちろん、無料の素材サイトなので、模写といっても同じようにならないと思います。
でもそれでいいんです。
大事なのは、全く別の素材からモデルに近づけるためにphotoshopのどこを弄れば良いのか、という思考回路を磨くことだからです。
そして、分からない・手が止まったと感じたら、そのタイミングで初めて以前やった入門書の読み返しをしたり、youtubeを開いたりします。
この順番、すごく大事ですよ。つまり逆引き的に本や動画を活用するってことですね。
この順番で作業することで、今まで暇していた脳の領域が活性化するイメージです。
この部分だけ明るくしたいんだけどどうするんだっけ
↓
調べる
↓
ああ、レイヤーマスクってやつを使うのか
↓
調べる
↓
レイヤーマスクってなんだ?今まで避けてきてたけどちゃんと理解するか
こうなっていくと思います。
この段階だと、ちゃんと理解できるまで調べられるはずです。なぜなら、自分が作りたいものを作っているから。
そして、自分が知りたい部分だけ理解すればいいから。
【挫折ポイント:1】で用語の説明は飛ばしていいって解説したのはこれが理由です。
作りたいものがない段階で、学校の勉強的なスタイルで用語の意味を理解しようとしてもしんどいだけですからね。
繰り返しになりますけど、photoshopは多種多様なクリエイターが使用するため、搭載されている機能が膨大です。
なので、様々なツールの使い方や、用語の意味をかたっぱしから覚えようとすること自体が非効率だったんですね。非効率だから楽しみを見出せず、挫折してしまうわけです。
なので、まずゴールを設定してつまみ食いする感じで知識を入れていくのが良いでしょう。
ゴールさえあれば道中はガバガバでもOK
アウトプットしていく中で、たくさん調べると思います。
でも、そのうち調べること自体に疲れちゃうことってあると思うんです。
本や動画によって書いてあることも、言ってることもバラバラだったりします。
そのうち、何が正解か分からなくなってくることもあるかと思います。
でも、実はphotoshopのツールって結果はほぼ同じなのに名前が違うツールが大量に存在します。
例えば画像を明るくしたい場合だと、
- play_arrowトーンカーブ
- play_arrowレベル補正
- play_arrowcamera rawフィルター
- play_arrow明るさ・コントラスト
この4つが存在します。
もちろん、専門的な話をすればそれらの機能は役割が違ってきたりします。
でも、画像を単に明るくしたいだけだったら上の4つのどれを使ってもいいわけです。
それを踏まえて改めて調べてみると、大体どこの情報源も似たような手順を踏んでいることに気付きます。
例えば食べ物をおいしく見せる手順が説明されていたとします。
明るくする→色味を整える→彩度を上げる(順不同)
こんな感じです。ただ、そこで使うツールが「トーンカーブ」だったり、「レベル補正」だったりで分かれていることでしょう。
でも、そこで混乱する必要はないんです。
なぜなら、食べ物をおいしく見せるというゴールが設定されていれば、どっちを使おうが結果はぼぼ変わらないからです。
なので、ざっくりですがそこまで考えすぎずに自分にあったやり方でやっちゃっていいと思います。
そのうち、自分にあったやり方が自然と身についていくことを保証します。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は何故あなたが挫折してしまうのかと、その対策についてお話ししていきました。
今回の記事をまとめると、
今回のまとめ
- 専門用語・ツールの多さで混乱する人↓
全部すっ飛ばしてok!カッコいい!と思う作例を真似して作ってみよう
- 手が止まってしまう人↓
アウトプットを欠かさずやろう!自分で作りたいものを設定→制作途中で逆引き的に調べ物
- 情報が多くて何が正しいか分からない↓
ゴールさえ設定できていればこれが正解!というやり方はない。ツールの多さに混乱する必要なし。
全部に共通するのは、とにかく楽しんで作ることです。
何度挫折したっていいんです。
僕も何度も投げ出しそうになりました。
でも、一番大切なことはphotoshopと友達になることだと僕は思います。
楽しんで勉強することで、きっとphotoshopは応えてくれます。
それでは本日はここらへんで。