webデザインスクールが無駄って意見、ググるとよく出てくるんだけど行っても無駄なの?
一度webデザインスクールへ行ったことがあるけど、合わずに辞めてしまった。。webデザインスクールなんて意味ないんじゃないの??
ザザッと登場!マスターだ!
諸君ら、webデザインスクールが無駄だと思っているようだな。うむ、気持ちは分かるぞ。
近年はそういった意見も増えてきている。それは何故なのか?しっかり解説するので、安心して読み進めてくれたまえ。
未経験からwebデザイナーになりたいと思ってwebデザインスクールを色々調べているけど、行っても無駄という意見がなんだか多いような気がする、、本当にそうなの?
一度webデザインスクールへ行ったことがあるけど、授業についていけないor大したこと学べないし、講師からのフォローも満足できないし、お金を無駄にした!
今回は、そんなwebデザインスクールに不安を抱いている人や、スクール選びに失敗してしまった人に向けた記事となっています。
webデザインスクールってめちゃめちゃいっぱいありますよね。
いつからこんなに増えたんだろう?と考えると、多分コロナの少し前、2015〜2018年頃のプログラミングブームがあった時からwebデザインスクールも合わせて増加していった印象があります。
その分スクールの質も玉石混交なので、あまりリサーチをせずに適当なところに入ってしまうと、大したスキルも学べずにお金だけ出ていってしまった、、ということになるのは残念ながら事実なんですよね。
筆者も元々スクール上がりで8年近くwebデザイナー/UIUXデザイナーをやっていますが、こうしたネガティブな声は近年増加傾向にある気がします。。
(スクールに良い思い出がある筆者としてはなんだか悲しいです)
なので本記事では、webデザインスクール側があまり言われたくないであろう、無駄になってしまう理由を暴露するとともに、どうやったら無駄にならずに済むか?までをセットで解説していこうと思います。
この記事に目を通していただけると、間違った情報に振り回されることも少なくなるので、自分がスクールに行くべきか独学でもokなのかもイメージできるようになりますよ。
※ただし、忖度なく厳しめに書いているので結構言い方がきつい箇所があるかもしれません。。でも、嘘偽りなく書いているからこそなのでどうかご容赦を。
それでは早速どうぞー
Webデザインスクールは無駄と言われる理由①:卒業してもwebデザイナーに100%なれるわけじゃないから
はい、いきなりですがこれですね。
webデザインスクールを出ても、webデザイナーとしてのキャリアが約束されているわけではありません。
これは大抵のスクールがそうだと思ってください。
そんなの聞いてない!金返せ!って言いたくなる人の気持ちはもちろん分かります。
そこそこのお金(相場は半年で50万前後)を払っていますからね。。
筆者もスクールを卒業してしばらくは就職が決まらず、延長料金を払ってポートフォリオを延々と作り直して(泣きそうになりながら)、3ヶ月ぐらいでようやく就職が決まったのを思い出しました。
もちろん、就職「支援」はやってくれるスクールが多いですが、「保証」までしてくれるところは滅多にありません。
なぜそうなっているのかと言えば、そもそもwebデザインを教えるところまでがスクール側の仕事だから、というのもありますし、就職保証までつけていると費用が高額になりがちなんですよね。(保証があるスクールも少数ですがあります)
doneなので厳しい現実ですが、スクールを卒業した後は手漕ぎボートで大海原へ自力で繰り出していかなければなりません
いきなりパンチのきついこと言って申し訳ないですが、webデザイナーへの道は決して楽ではないことをお伝えしておきます。
で、なんでそもそもスキルをしっかり身に付けたのに就職で苦労するねん!
と言いたくなりがちですが、その理由は以下の通りです。
自分と同じレベルの人材はゴロゴロいると認識すべき
これですね。意外と盲点なんじゃないでしょうか。
webデザイナーへどうやってなるの?と言われれば、以下3つのルートがあります。
- check_circle美大or専門学校を出る
- check_circle民間のwebデザインスクールを出る
- check_circle独学で頑張る
これ実はwebデザイナーへの就職が楽な順に並べているんですよね。
ちなみに独学オンリーでwebデザイナーとしてのキャリアを開ける人は本当に少数なので、逆に優秀だったりもします。
もちろん、美大出身者は言わずもがなです。
つまり、あなたにどれだけスキルがあったとしても、スクールを出た時点では無数のライバルが横並びでゴロゴロいる状態というわけです。
webデザイナーは完全に実力勝負の世界なので、あなたの作ったwebデザイン・webサイトが良いデザインだと認められて初めて仕事が回ってきたり、転職が成功したりします。
要は最初が一番きついわけですね。
俗に言う「服屋に行くためのオシャレな服を持っていない状態」からスタートするので。
ただ、転職活動にしても未経験であることは前提で面接してくれるので、もちろんいきなりプロ並みのデザインは求められません。
あくまで「可能性を感じるデザイン」であったり、「頑張って作ったんやな」感が伝われば問題なしです。
とはいえ、やはり転職活動が成功しなかった、なんて人がいるのも残念ながら事実です。
じゃあどうすればいいの?
これは本記事を見てくれた人へのとっておきの情報ですが、ぶっちゃけましょう。
ズバリ、webデザインに加えてwebマーケティングもセットで学べるスクールがオススメです(2023年現在)
webマーケティングとは簡単に説明すると、自分のお客さんのサイトや、自社のwebサイトへの集客を強化し、売り上げをアップさせるためにあの手この手を打つ仕事です。
webサイトというのは、作っただけでは全く意味がありません。(←この言葉、よく聞きますよね)
googleに高く評価してもらうためにページのコンテンツを充実させたり、広告を打ったり、seo対策をしたりと、専用のツール等を駆使してどうすればもっと自分のwebサイトにお客さんが来てくれるかを考える必要があるんです。
ここではwebマーケティングをそこまで掘り下げませんが、こういった戦略的な仕事をwebデザイナーが担うことはこれまであまりありませんでした。
doneしかし時代が変わり、どうすれば自社にお金を呼び込めるかをwebマーケターと一緒に考え、アイデアを出すことができるwebデザイナーの需要が急増しているのです。
ただ、マーケティングにも理解があるwebデザイナーはその数がまだまだ、レアな人材といって良いでしょう。
マーケティングって、デザインとは全く別ベクトルの難しさがあるので、嫌煙するデザイナーも多いからですね。数字も出てきますし。あと単純にマーケティングに興味がないデザイナーもめっちゃ多いです。
そんな状況なので、webマーケティングもセットで学べるwebデザインスクールに行けば、周りよりかなり有利な立場になれるのは間違いないかと思います。
webマーケティングがwebデザインとセットで学べるのは、有名どころだとインターネットアカデミーやデジタルハリウッドSTUDIO by LIGあたりですね。
(おすすめのwebデザインスクールはこちらにまとめていますので、よければご覧ください。)
もちろん、マーケティングがカリキュラムに含まれていない従来のwebデザインスクールでもいいところはありますが、今後webデザイナーで食っていくにはwebマーケティングは避けては通れないでしょう。
特に2023年に入ってからはついにAI時代が到来したということで、本格的に手を動かすだけのwebデザイナーはお払い箱になる可能性が高くなってきてしまいました。
僕もマーケティングに関してはまだまだ勉強中ですが、これからは確実にwebデザインのあり方も変わると思っています。
それぐらいwebマーケティングは重要なので、これからwebデザイナーを目指す人はセットで学べるスクールを選ぶと良いよ、というお話でした。
Webデザインスクールは無駄と言われる理由②:実は大したことを学べないから
ちょっとキャッチーな言い方をしましたが、正確には深くまで学ぶ時間が無い、が正解になるでしょうね。
webデザインスクールというのは、多少の差はあれ、大体半年〜一年が平均的な学習期間です。
半年ってかなり短いですよね。
で、なんでここまで学習期間が短く設定されているかというと理由は単純で、
スクールは生徒を回転させることで利益を出すから
これですね。
もちろん、webデザインスクールがあくどいやり方でボロ儲けしているわけではなく、採算的にそれぐらいのカリキュラムでないと今度はスクール側のビジネスが成立しなくなってしまうということです。
僕がスクールで学んでいた時も、いつも夜遅くまでデザインを教えてくれていた先生がいたんですが、特段景気が良いわけではなさそうでした(失礼)
そんな具合なので、教えられることもどうしても表層的な知識に留まるケースが多いです。
そんな状態でハイ卒業、と放り出され、美大でガッツリデザインを学んだ人材と勝負をしないといけないわけですから、なんともやってられない気持ちになりますよね。
僕も今の職場では美大を出た人たちに囲まれて仕事していますが、彼ら・彼女らはやはりデザインに対する知識の深さが違うといつも驚かされます。
じゃあ、webデザインスクールに行っても意味ないかというと、そんなことはありません。
美大に行くという選択肢を取らないのであれば、むしろ最良な選択肢だと思います。
なので結局振り出しに戻りますが、限られた時間の中でも実践的なスキルが身に付く優良スクールをいかにして選ぶかが鍵となってくるんですね。
じゃあどうすればいいの?
これも繰り返しになっちゃいますが、デザインとマーケティングをセットで学べるスクールが2023年は強いです。
あと忘れてはいけないのは、webデザインスクールはあくまで「きっかけづくりの場」であることですね。
上でも少し触れたように、限られた時間の中ではどうしても表面的な知識で終わってしまうところも出てきます。これは正直どうしようも無いです。
なので、webデザイナーとして転職・フリーランスで生計を立てることを目指しているならなおさら、継続的な努力が必要になってきます。
もちろん、webデザイナーになった後も、最新トレンドをキャッチし続けるなど勉強は常に必要なのはいうまでもありません。
doneちょっと厳しく聞こえたかもですが、デザインが好きな人ならデザインの勉強はきっと楽しいはずですので、そこまでしんどいものではないですよ。
もし、自分がデザインの仕事に向いているか分からない場合や、スクールに大金払った後にやはり向いていなかったと後悔したくない人はインターネットアカデミーの一週間無料体験がおすすめ。
他社の「無料体験」や「無料カウンセリング」はその日だけのパターンがほとんどですが、インターネットアカデミーは一週間もあるので、普通に勉強できます笑
自分が直感的に楽しいと思うか、思わないかを判断するのには十分な時間だと思うので、試してみるといいかもですよ。
Webデザインスクールは無駄と言われる理由③:サポートが手厚くないから
これはスクールによる気がしますが、確かにこのような声はよく聞きますね。
特にしんどいと感じるケースだと
完全オンラインのwebデザインスクール×対面でのコミュニケーションが好きな人
この組み合わせで起きる気がします。
自分はもっと質問したい+コミュニケーション取りたいのに、完全リモートが故に相手の温度を感じられず、関係性が深まらないので質問しにくい。こういう現象ですね。
自分はというと対面の方が好きなタイプですが、世の中にはリモートの方が好きという人も割といると思うので、ここら辺は単に相性の問題な気もします。
以下に、問題となるケースとそれを解消する方法をざっと書いていきますね。
受講内容が分からず躓く可能性
オンラインのみで動画視聴メインのスクールだと、分からないところが結局解消されず、スキルが上がらないといわれています。
これがwebデザインスクールで一番よく聞く問題点ですね。
ただ、動画視聴メインのスクールはスキマ時間に自分の都合優先で勉強できたり、逆に何度も見返したりできるので、メリットとデメリットの両方があるといえます。
doneこれを解消するためには、マンツーマンで授業してくれたり、専門のパーソナルトレーナーがついてくれるスクールを選びましょう。
代表的なところだとデザスタやデジタルハリウッドSTUDIO by LIGなどですね。
自分のためだけに時間を割いてくれるスクールの方が、心細くなりがちなオンライン環境でも安心して質問できると思うのでおすすめです。
就活・転職サポートをあまりしてくれないとき
これ意外と要注意項目です。
なぜなら、全てのwebデザインスクールが転職・就職支援をしてくれるわけじゃないからです。
費用が安いスクールはこのケースがちょくちょくあります。
就職支援とは、具体的には求人の紹介だったり、模擬面接、履歴書の添削などですね。
ここら辺がないスクールだと、卒業後に自分で転職エージェントを使って転職活動しないといけません。
doneどこのスクールを選ぶにしても、無料カウンセリング時に「どの程度の就職支援をしてくれるのか」は必ず確認するようにしましょう!
スクールによってはサポートしてくれる内容に雲泥の差があったりすることもよくあるので、複数のスクールへ無料カウンセリングにいって、比較検討するのが一番良いかと思います。
フリーランス・副業目的だったのに案件を紹介してくれない
これもあるあるですね。
どのスクールも、その人の腕や成長度合いによっては、在学中から実際のお仕事を紹介するケースもある一方、仕事がもらえず苦戦する人も実際にいます。
どの仕事でもそうですが、一番成長するのって実際に仕事をしている時だと思います。
にも関わらず、実績不足を理由に仕事そのものが貰えないってすごく歯痒いですよね。
で、こんな時の対処法なんですが結論「案件を絶対に紹介する制度になっているスクールに入ればOK」です。
例え有名どころのスクールであっても、案件を「絶対に」紹介する訳では無いところはとても多いです。
なので、絶対に副業で稼ぎたいorフリーランスとして最初の実績が欲しいという場合には、それぞれ適しているスクールを選ぶ必要があります。
具体的にいうと、副業ではTechAcademyがおすすめ。一ヶ月以内に絶対案件を紹介してくれるので、実績がない状態で放り出されることはありません。
フリーランス向けだと、ZeroPlusが特におすすめ。
こちらはフリーランスに特化したスクールとなっていて、webデザインスクールにしてはかなり珍しく、webデザインに加えて営業の基礎も教えてくれます。
また、最短で案件を1ヶ月で獲得した実績もあり、どうすれば早く案件が獲得できるのか講師も二人三脚で考えてくれます。
これって実は当たり前じゃなくて、大体のスクールは転職目的の人の割合が一番多いです。
当然カリキュラムも転職が前提の作りになっていたりします。
一方フリーランスを目指している人は少数派なので、「応援してるから頑張って」で何もしてくれないケースが意外と多いんです。
なので、副業・フリーランス目的の人は、最初からそれを専門にしているスクールに入るのが一番近道であることを押さえておいてください。
webデザインスクールを無駄にしないためのポイント
webデザインスクールを選ぶ上で大事なのが、「自分はどんなデザイナーになりたいか」と、「どのような働き方がしたいか」を事前にイメージしておくことですね。
これをしておかないと、上で触れたように「フリーランスになりたかったのに、全然案件を紹介してくれない!金返せ!」となってしまいます。
まず、どんなデザイナーになりたいかでいうと、以下のような選択肢があります(あくまで例です)
- check_circleカッコよくてセンスの良いwebサイトをデザインするデザイナー
- check_circlewebデザインだけでなく、ロゴやグラフィックなども作れるデザイナー
- check_circleめちゃめちゃ売れる通販のページをデザインできるデザイナー
- check_circlewebマーケティングが分かるデザイナー
- check_circleデザインだけじゃなく、プログラミングなど他のITスキルも兼ね備えた万能型
ここまでで書いてきた通り、僕のおすすめはwebマーケティング×webデザインですが、他にもさまざまな選択肢があるんです。
なので、無料カウンセリング時に自分は「〇〇のようなキャリアを考えている」と、妄想レベルでいいので相談してみることが大事ですね。
良心的なスクールであれば、それならウチじゃなくて〇〇スクールが良いかも、みたいな話もできるはず。
また、どんな働き方がしたいか、でいうとシンプルにこの3つだと思います
- check_circle転職・就職したい
- check_circleフリーランスになりたい
- check_circle副業したい
これも、スクールのカウンセリングで自分はどういった働き方がしたい、と必ず伝えるようにしましょう。
webデザインスクールは大学や専門学校に比べると費用はそこまで高額ではないものの、安い買い物ではないはずなので、お金を払う前に色々調べてみることが大切ですよ。
ちなみに筆者の話を少しだけすると、htmlコーダーからキャリアをスタートして、その後webデザイナー、制作ディレクター、UI/UXデザイナーとできることを増やしていき、現在では月に50〜60万程度の収入があります。
(UI/UXデザイナーは1000万超える人も割といるので、僕はまだまだひよっこです)
20代中盤でフリーターだった当時、webデザインスクールに通ったことがきっかけで今の自分があるので、個人的には感謝しても仕切れないです。
僕は別に頭が良い訳ではなく、運よく自分の興味のある仕事に出会えただけに過ぎません。
もしあなたがwebデザインに少しでも興味があって、年収も上げたいと思っているのなら、気になるスクールの無料体験に色々参加してみるのがオススメですね。
>>ガチでおすすめのwebデザインスクールランキング【厳選10校】
まとめ:webデザインスクールは個人的には無駄じゃない
いかがでしたか?
今回はwebデザインスクールが無駄だと感じる理由と、その対策についてお話ししてきました。
最初に書いた通り、昨今は多くのwebデザインスクールがあるので、あまり質の良くないスクールも紛れていることは確かです。
ただ一方で、ネガティブなキーワードは検索されやすいが故に、あたかもとても多くの人がネガティブな印象を持っていると勘違いしてしまう側面もあります(実際はみんな調べて不安を解消しようとしているだけです)
なので、あまりネガティブな情報に振り回されることなく、気になったらとりあえずwebデザインスクールの無料カウンセリングに足を運んでみて確かめる、ぐらいのフットワークで大丈夫かと思いますよ。
あなたが自分にとってベストな選択肢を選べるよう、陰ながら応援しています。
それでは本日はここら辺で!お読みいただきありがとうございました。