webデザインを学んだのに転職できない、、数が多すぎるから??
webデザイナーが多すぎて、経験者なのに転職活動で苦戦する。。
AIに仕事取られそうだし、将来も不安。
マスター参上である!
貴様ら、不安げな表情をしているな。
webデザイナーの数が多いからといって、転職できないわけじゃないし対策すれば生き残れるぞ。我輩が詳しく解説してやる。
webデザイナーが多すぎて、特に未経験だと転職が難しい?経験者でも苦戦する?将来が不安、、
今回は、そんな不安を持っているあなたのためにwebデザイナーは実際のところ多すぎるのか、詳しく解説した記事となっています。
それに加えて、激化する競争の中で未経験webデザイナーが転職する方法と、経験者向けに今後の生き残り方まで一気に紹介していきたいと思います。
webデザイナー・UI/UXデザイナーを8年ほどやっている筆者の経験談をガッツリ盛り込んでいるので、割と説得力はあるはず。
それではどうぞ!
webデザイナーは多すぎ?有効求人倍率を見てみよう
まずはwebデザイナーが多いかどうかを事実ベースで見てみましょう。
それには、有効求人倍率を見てみるのが早いかもしれません。
早速以下をどうぞ。
参考:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/326
厚生労働省の情報提供サイトによると、webデザイナーの有効求人倍率は0.18となっています(令和3年度調べ)
ちなみに有効求人倍率の見方を軽くおさらいしておくと、「1.0」であれば、一人の求職者に対して、一つの求人がある状態。これが基本ですね。
で、0.18とは一つの仕事に対して5人が応募しているという状態というわけです。
つまりこのデータからは「webデザイナーの数が多く、競争が激しい」と言えますね。
こんなに競争が激しいのか。。ということは、今からwebデザイナーを目指したり、転職することはおすすめできないのか?
いや、落ち込むのはまだ早いです。
一点だけ注意してみてほしいのが、有効求人倍率とは、ハローワークでの求人・求職数から求められているということ。
つまり、ハローワーク以外のデータは含まれていないんです。
そのため、webデザイナーに限らず、有効求人倍率が全体の就職のしやすさを表しているとは言い難いでしょう。
doneハローワークの悪口になっちゃいますが、今の時代ハローワークでwebデザイナーの求人を探す人なんてほとんどいません
ハローワークがそもそもネット上に露出している求人が少ないこともありますが、最近はカジュアル面談だったり、入社前にチャットである程度やり取りしてから選考に進むなど、採用の進め方が変わってきており、greenやwantedlyなどの主流の採用サイトではそういったカジュアルな形式が採用されています。
上記のようなサービスは若年層を中心に利用者が増加しており、良質な求人も数多く集まります。
この流れにハローワークはついていけていないので、ぶっちゃけ有効求人倍率は見る意味がほとんどありません(自分で載せときながらでごめんなさい笑)
レバテックの調査では、正社員の求人倍率は18倍もある
レバテック株式会社が運営する、ITエンジニア・クリエイター専門転職エージェント『レバテックキャリア』が調査した数値によると、IT人材は相変わらず人手不足が深刻で、求人倍率はおよそ18倍もあるという結果が出ています。(https://levtech.jp/partner/guide/research/detail/2/)
有効求人倍率と比較すると、どえらい差ですね笑
ちなみに現役デザイナーである筆者の体感的には、求人倍率はレバテックの調査結果の方が市場の空気に近いと思っています。
経験談ですが、やはりどこの職場に行っても常にスキルの高いデザイナーが足りない、足りないと採用に苦労し続けているところがほとんどだったので。
よって、「webデザイナーは増えているかもしれないが、市場が求める数には全く届いておらず慢性的な人手不足」が結論となりますね。
未経験webデザイナーの数が多すぎる?転職が厳しい理由
webデザイナーが人手不足であるにも関わらず、なぜ未経験でwebデザイナーになるのは厳しいと言われるのか?
理由はいくつかあるので、順に解説していきますね。
未経験者は、単純にスキル不足が原因である可能性が高い
未経験でweb制作会社や事業会社に応募したとしても、残念ながらはじかれてしまう可能性が割と高いです。
webデザイナーはポートフォリオ(作品集)を提出することが、どの会社でもほぼ必ず求められますが、そこでデザインとコーディングのレベル感を採用担当者や、現場の技術者が判断します。
その後ポートフォリオでスキルに問題なければ面接/カジュアル面談へ進む流れとなるわけですが、未経験者はこのポートフォリオ提出の段階で落とされてしまうことが多いんですよね。
何が問題点かは人それぞれ違いますが、
- check_circleそもそも経験者しか採用していなかった
- check_circleデザインの知識が足りていないと判断された
- check_circleソースコードの中身がイマイチだった
などがよくある理由ですね。
要は未経験だけど採用してもらえるレベルのポートフォリオを作成する必要があるという話ですが、そんなの難しいやろ!どうやるねん!って思いますよね?
実はこれを解決する方法が幾つかあって、意外と簡単に解消できたりもします。
それが以下です。
独学で転職できなければ、webデザインスクールへ行った方が良いです
これですね。
webデザインには王道とされるイロハが色々と存在し、そこを抑えてwebサイトを作ることができれば担当者から良い評価をもらえる可能性がグッと上がります。
この「王道のイロハ」は独学だと見つけることがかなり難しいもの。
webデザインの独学の挫折率は実に9割を超えると言われており、数多くの人が途中でwebデザイナーへの道を諦めています。
なんか英会話とかに似てる気がしません?
興味あるし、youtubeや無料の教材もあるし、やったるぞ!と思っても続かず、成長している実感もないので気づいたら勉強しなくなっているというアレです笑
doneネットに無数に転がっている教材に共通する欠点といえば、情報が断片的であることです。
「王道のイロハ」が5ピース必要だとしたら、1ピースずつしか手に入らないイメージですね。
しかもこのピースがどういう風に繋がっているのかもよく分からない。独学だとそうなりがちです。
対して、webデザインスクールでは「そもそもデザインとは?」というところの基礎教育から始まり、webデザインとは→デザインソフトの使い方→企画・設計→実際にwebデザインを作る→講師によるレビュー
といった具合に全てを体系的に学べるので、総合的な底力がつくのが最大のメリットです。
デメリットはお金がかかることぐらいですかね。
あと多くのスクールではポートフォリオを卒業時に制作をしているところも多いので、転職活動時にはそのポートフォリオをそのまま使うことができます。
つまりwebデザインスクールに通うことで、ポートフォリオのレベルが低く一次選考を突破できない、という問題はほとんど解消されるはずです。
独学で頑張ってるって人はスクールへ通うことも検討してみてくださいね。
以下に筆者特選のおすすめのwebデザインスクールをまとめています。
>>ガチでおすすめのwebデザインスクールランキング【厳選10校】
【体験談】デザインか、コーディングが人より優れていれば意外と簡単に転職できる
もしwebデザインスクールへ行って、講師監修の元しっかりポートフォリオを作っているにも関わらず転職できない場合はどうすればいいでしょう?
ポートフォリオはゴールドカードではないので、これさえあればどんなレベルの企業の選考も突破できるものではありませんね。
done大事なことは、自分の現在持っているスキルが企業の求める最低水準に引っ掛かっていることです。
でも、当たり前ですが応募先の求めるレベル感なんてなんとなくでしか分からないですよね。
そんな時の解決方法はポートフォリオを尖らせてみてください笑
一言で言うと見た目がクールなサイトを作れば良いです。
よくデザインはかっこいいだけじゃ無意味で、そこに理由がないといけないとか、結果が出ないと意味がないとか言われます。
もちろん事実ですが、ぶっちゃけ未経験の人にはあまり関係ないです。
結果がより重視されるマーケティングよりの会社に転職したい場合や、フリーランスとして高単価の仕事を獲得したい場合などは別ですが、一般的なwebデザイナーとしてとりあえずデビューしたい場合にはそこまでシビアに考える必要はありません。
あなたが送ったポートフォリオのurlを、期待もせずポチッとクリックした担当者が度肝を抜かすようなデザインを作ってみてください笑
想像してみて欲しいです。
クールでカッコいいデザインが目の前の画面にバッと展開された時の担当者の胸の高揚を。
間違いなくあなたは採用の最有力候補として担当者の記憶に残ることでしょう。
ビジュアルデザインには、それだけ人の心に訴えかける力があります。
もちろん、ビジュアルデザインを作れるようになる過程で、そのデザインに意味づけをするやり方も講師から教わるはずなので、全く意味のないデザインにはならないと思います。
大事なのは、多くのライバルに埋没しないこと。
そのためには、未経験者であればとりあえず見た目が尖っていれば、自分の存在も尖らせることができるはずです。
筆者もポートフォリオは思いっきりカッコよく作って、電◯や博報◯なんかの仕事を受ける大手webプロダクションに入社した実績があります。
それぐらいポートフォリオの見た目の印象は大事なもの。
ぜひ参考にしてみてくださいー
ビジュアルに特化したデザインはmuuuuuあたりを見るといいものが揃ってます。
中途のwebデザイナーも多すぎて転職できない?
一転、経験者のwebデザイナーが転職できない問題にも触れていきましょう。
転職ができないのは、数多くいるライバルに負けているから選考が通らないのでは、、?と勘繰ってしまうデザイナーもいるんじゃないでしょうか。
僕も一時期休職していた時があって、体調が良くなってきたタイミングで転職活動してことがあったんですよね。
その時は、まあ選考通らなかったですね笑
結果的に断腸の思いで元の職場に戻り、数年経験を積んであとに転職できました。
この時痛感したのは、同レベルのデザイナーはゴロゴロいる、ということでしたね。
doneなので、その似たような経験者の中から一歩抜け出るには、やはり実績を多く積むというのが一番効果的かと思います。
それができればいくらライバルの数が多かろうとあまり関係なくなるので。
どのような実績があれば選考に通り易くなるか、を一概に提示するのは難しいですが、一般的には以下のような実績があると強いです。
コンバージョンを改善した実績orwebディレクターの経験がある
コンバージョンの改善に関しては、事業会社に勤めている人だとgoogleアナリティクスやヒートマップツールなんかを使ってサイトの分析をやる機会もあるかと思います。
この辺はwebマーケティングの領域でもありますが、デザイナー自身でもスキルとして持っていると強力な実績になりますね。
あとはwebディレクターに関してですが、単純にクライアントとの折衝経験や、人を引っ張ってサイトをリリースまで導いた経験などが高く評価される場合が多いです。
やはりスキルや経験を数多く積めば積むほど強いのがweb業界の特徴ですからね。
とはいえ、ここら辺の経験が特に無いデザイナーも数多くいるはず。
そんな人は、今いる会社でディレクターの一部の仕事を回してもらうのとか良いかもしれません。
例えば、顧客とのやり取りはディレクターがやるけれど、スケジュール管理だけは巻き取って自分でやってしまうとか。
意外とそんなのことでも「目の前の仕事だけでなく、広い視野で仕事がこなせている」なんて印象になるので、転職には効果的だったりしますよ。
転職エージェント選びで解決する場合もある
webデザイナーが転職に苦戦する場合は、転職エージェントに相談することで一気に道が開けることもあります。
ポートフォリオはあるけど、選考で自分をアピールしきれない。。なんて人には特におすすめ。
これも体験談ですが、僕が転職活動で苦戦していた時期に、熱心に相談に乗ってくれたエージェントさんがいました。
その人が進めてくれた求人に応募して、いいところまで行ったんですが、最終的には復職することにしたのでお断りすることにしたんですよね。
そこで「あなたに合うと思ったのに!後悔しますよ!」なんて言われて、ちょっとした喧嘩になってしまったことがあります笑
もちろん、その人は僕に転職してもらうことで成果を得られるのは百も承知ですが、あの時担当者が本気で僕をサポートしようとしてくれたのが伝わったんですよね。
あの時、その転職エージェントを使って本当に良かったなーと今でも思い出すぐらいです。
done相性の良いエージェントに出会えると、割ととんとん拍子で転職が進むことはよくあります。
個人的にはレバテッククリエイターが特におすすめ。
規模が大きく教育が行き届いているため良いエージェントに出会える確率が高く、求人もアクセンチュアやDeNA、paypayなど高収入が狙える企業ばかりです。
無料で履歴書の添削をしてもらったり活用の仕方は自由なので、仮登録だけしておくのもよさそうです。
数が多すぎるwebデザイナーの中で、今後生き残るには
一番簡単なのは、自分の今いる会社でマネジメントクラスになることかもしれません。
ただ、管理職はストレスもえげつないし大好きなデザインができなくなるしで、目指したくない人も多いはず。
そんな人のために、同じ考えを持っている自分がおすすめする複合スキルを以下にまとめていきますね。
UI/UXデザインを身につける
個人的な一番のおすすめはこちら。
UI/UXデザインですね。主にアプリをデザインする人がこの名称で呼ばれます。
デザイナーならほとんどの人が知っているんじゃないでしょうか。
実はUI/UXデザイナーはその数がwebデザイナーに比べるとかなり少ない割に、需要がめちゃくちゃ高い仕事でもあります。
主に事業会社でアプリ制作に従事するケースが多く、webデザインも同時にやったりすることが多いので、職種的にwebデザイナーが一番近く、目指しやすい領域と言えます。
そして意外とUI/UXデザインに挑戦してみたいけど中々難しそう、、と考えているデザイナーが多いので、webデザインの領域と比べるとまだまだブルーオーシャンだったりします。
年収では1000万以上を狙える数少ないデザイナー職なので、目指してみる価値は大いにありますよ。
donewebデザイナーの経験しかなくてUI/UXデザインの経験がないからどうすれば良いのか分からない、、なんて人は、UI/UXデザインをやっている会社にまずwebデザイナーとして入社するのがおすすめ。
一旦入ってしまえば、あとは希望を出せば実務をやらせてくれることが多いので、そこで経験を積めるはず。
求人に関しては、高年収帯の求人が多いレバテッククリエイターやDODAエージェントサービスあたりの大手の求人サイトを見てみるのが良いですね。
webマーケティングを身につける
これもめちゃめちゃおすすめです。webマーケティングですね。
ただ、マーケティングといってもかなり幅が広く、基本的にはwebマーケターが担う領域なので、一部のスキルを持っているだけでまずは良いかと思います。
マーケターを目指すというよりかは、マーケティング目線でのデザインができるようになって、さらに自分のデザイン力を上げるイメージです。
マーケティングのスキルがあると、事業会社でも活躍できるほか、フリーランスでも高単価で仕事を獲得しやすくなります。
webデザイナーとしての経験が浅い人は、マーケティングをデザイナー目線から学べるwebデザインスクールで学び直してしまうのもアリですね。
webデザインスクールを40社以上取材してきた筆者的には、ワナビーアカデミーがおすすめです。
マーケティングをメインに学習できて、返金制度も充実しているので、無料カウンセリングで話だけ聞きにいくのもいいかもですね。
webデザインスクールをもっと見たい方はこちらにまとめていますので、参考にしてみてください。
副業する
副業、地味にやっておくと非常に便利ですよ。
ちなみに筆者が運営するこのブログでも毎月10〜20万円ほど収益が発生しています。
クラウドワークスのようなサイトで仕事を受けてくるのも良いですが、それだと時間の切り売りになってしまい、結果的に土日を潰して対応しなければならなくなったります。
労働集約型の副業は避けるべきですね。
もちろん、ウーバーイーツなんかもです。
大事なのは、いかに手を動かさずに収入を得られるか。
そのためには、「自分だけの資産を作る」のが最良の方法です。
資産というと、株や暗号通貨を連想する人もいますが、例えばyoutubeにアップした動画や、ブログで執筆する記事なんかもそれに該当します。
その中でも、おそらくブッチギリで難易度が低いのがブログです。
アフィリエイトブログの運営方法なんかも近いうちにまとめますね。
まとめ:数多くのwebデザイナーの中で生き残るには、複合スキルを身につけよう
いかがだったでしょうか。
webデザイナーが多すぎるかどうかの問いにもう一度答えると、「webデザイナーは増えているかもしれないが、市場が求める数には全く届いておらず慢性的な人手不足」です。
その中でもさらに突出して年収を上げていきたいのなら、複合スキルを一つでも身につけることですね!グッと生活が楽になる可能性が大いにあるかと思います。
今回の記事、参考になったら嬉しいです。
それでは本日はここら辺で。
お読みいただきありがとうございました。